
2008年 ハマーH3 アルファのエンジンチェックランプ点灯修理です。
アルファは日本では数少ないV8エンジン搭載のパワフルなH3

お客様はアメリカ本国の方で、本国のフォーラムを見ながらなのかトラブルコードをもとにあれやこれやを既に交換済。
ですが、直らなずでご相談をいただきました。

スピードメーターのインフォメーションセンターにはENGINE POWER REDUCEや TRACTION CONTROL等の表示が出て、チェックエンジンランプ等も点灯しております。
先ずは診断機をつないでトラブルコードの内容を確認します。これはお客様も手持ちの診断機で行っていて、ご相談いただいたトラブルコードも同じでした。
そのトラブルコードはP0641 5Vリファレンス1回路の異常
僕らみたいな整備を生業にしている者には分かると思いますが、殆どの人はそれなんじゃ?ですかね🤔
エンジンの各部を計測しているセンサー類の電圧は5V(ボルト)なんです。
殆どセンサー類は12Vではなく5Vの電圧で動作してます。
その5VはECUが作っていて、その5Vの回路1に異常がありますよってトラブルコードです。

エンジンルームの配線等も各部むき出しで、お客様が苦労していた感じが残っていますね💦
ですが、お客様があちこち新品に交換していただいていたので、ある程度原因を絞るのも楽になったり、、、😅
先ほどのトラブルコードからあちこち交換されたのでしょうけど、そのトラブルコードから考えられる原因の全てを交換できれば、修理する方としてはそんな楽な事はないです。
だって、これ交換したけど変わらないから次はここ交換しますって、
超楽な作業じゃないですか😅
そういった方法を取らないと原因を突き止められない作業も有るにはあるのですが、基本的には怪しい箇所をよくよく調べて原因を特定していくのが私の仕事だと思ってます。
ですが、その調べる時間の工賃を考えると、調べる前に交換してしまう方法も一つの手ではあります。
それは交換する部品代や工賃によっても変わります。

色々書きましたが、今回の原因はここ。
カムシャフトポジションセンサーの異常で殆ど間違いなしでした。
ですが、この通り。
ここら辺の年式でよくあるカムポジ取れないの件(作業前の写真撮り忘れ)
こんなセンサーネジ一本で止まっていてネジを外せば取れるのです。
なのでメーカーが決めた工数も大した金額では無いんですよ。
それは新品の時の話しでして、実際作業するとなると、、、、、、

さっきのあれが、このようになり😰
もう引っ張る所も残ってません。
この先ドリルで少し穴をあけてごにょごにょしてもダメ~

こんな事になることはメーカーが想定している工数には反映されている訳もなく😩
たかがセンサー交換。
されどセンサー交換。😰

残っていたセンサーの先っぽも取れました。

フロントカバーを外したので、クランクシールも交換させていただく事に

カムポジションセンサー等も新品をつけて復旧します。
交換後はチェックランプ類も全て消えて完了です。
今回のお客様は英語しか話さない方で、私は日本語のみ🤣
お問い合わせはメールだったのでグーグル先生に翻訳してもらって何とかなりましたが、お預かりや作業となるとそうも行かないので、仲介の人を見つけてもらってからの作業でした。
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