1970 ダッジチャレンジャー エンジン不調 Dodge Challenger R/T

1970 Dodge Challenger R/T

1970チャレンジャーさんエンジン不調で、、、、

というよりエンジン不動に近い状態で搬入です

ご使用過程で徐々にエンジンの調子が悪くなって、ガレージに入りっぱなしとの事で相談頂きました。

旧車はコンピューター診断なんてのがないので、エンジンが掛からない場合燃料と点火がが原因の場合が殆どです。

440ciビッグブロックエンジン

ぼっちでやっているので、エンジンが掛からなくては工場に入れられません、、、、

急いで原因をしらべます

燃料は👌でしたが、火花が飛んでませんでした。

と、言うより飛ぶ時もあるけど、飛ばなくなってしまう時があると言った感じでした。

原因はこれ。。

マロリー製ディストリビューターのピックアップが不調の原因でした。

原因では無いですが、イグニッションコイルも凹みがあったり、錆が出ていたので新品に交換させてもらいました。

既存のコイルは燃料パイプにステーが激突状態だったので、配管を逃げるステーも作りました

エンジン始動後はキャブ調整等も簡単に行い、エンストする事も無くなり、これで安心してまたドライブ出来ますね~

別件でウインカーレバーがぐらぐらで、ウインカーが出せない状態とのオーナー様の指摘があり、ステアリングコラムを分解してみました。。

原因は簡単でレバーの取付ビスの緩みでした。

内部のウインカーキャンセルカム等も新しいかったので、以前交換された時の締め付けトルク不足かもですね。

が、、、それとは違う危険な部分を発見

分かります?

複数の配線が出ている所がハザードスイッチなのですが、そこに大量の粉状の物質が付着してます。

これ、その上にあるホーン接点の削りカスが付着してるんです

しかもホーン接点の根元はポッキリ折れています

ステアリングホイール裏のリング状のプレートと、先ほどのホーン接点が擦れ合って、ハンドルを回しても常にホーンを鳴らせる構造なのですが、そのプレート部分にグリスを塗ってないのが原因です。

専用のグリスを塗っていれば、接点が極端に削れる事もありませんし、ましてや折れてしまう事もまず無いと思います。。。

この粉は銅なので、通電するんです

そして、ハザードスイッチはバッテリー電源が来ている部分ですので、この通電する銅の粉がバッテリー端子とアース部分に溜まると、ショートして発火する危険も無いとは言えないんです

実際この粉を取り除くときに煙がでました

何てことない作業でも、構造を理解せず、部品交換や修理をすると、、その先に大きな落とし穴があるかもしれないので、サンデーメカニックさんも墓穴を掘らないよう注意が必要ですよ~

てな訳で今回もほぼ電気系統の修理でした。

電気は目に見えないですが、経験とそれなりの道具があれば可視化出来たりイメージ出来るので、今回のようにエンジンが掛からないとか、燃えちゃいそうとか、、、

プロなら分かる部分も沢山ありますので、是非ウェルパインオートガレージにお任せくださいね~

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