坂戸の自動車修理「WELLPINE AUTO GARAGE」 日本車・アメ車の各種修理・車検・板金・コーティングなど 

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2017年 01月 06日

1963y サンダーバード エンジン O/H

1963Y Ford Thunderbird

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1963y フォード サンダーバード(ロケットサンダー)さん

クーラント漏れでご入庫頂きました

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お客様もTヨタのメカニックを長年されていて、漏れている箇所は確認済との事でしたが、リフトアップして再確認すると、やはりご指摘通りエンジンブロックのフリーズプラグからでした。

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作業する場所さえあればお客様ご自身で出来るのですが、日本ではガレージ付きの家に住まわれている方はほんの一握りでしょうから、弊社にお任せ頂いた次第です。

漏れている箇所が一か所だけではなかったので、エンジンを下して作業させて頂く事になりました。

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旧車のエンジンルームはスペースも広く、スカスカの状態な車が多いのですが、、

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サンダーバードは左右のホイールハウスがかなりエンジンルームに張り出していて、スペース的にはかなり狭い状態です

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作業開始早々にエキゾーストパイプのナットの固着があり、以前試しに買ってみたこのネジ外し

通常固着してしまっているナット等を外す場合は、アセチレンガスを使って局部を熱して外す事が多いのですが、このラストブリザードと言うケミカルはその逆の発想で、マイナス42度に冷やしながら潤滑剤も一緒に出て固着したネジ類を外すという、、ホントに~的な商品らしいっす

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はいっ

写真だとあっという間にエンジンが車体から分離しました。

あまり期待はしてませんでしたが、、、ラストブリザードについてはコメントを差し控えておきます

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Ford FE V8 Engine 390ciのビッグブロックはやはり重い鉄の塊りですが、以前のトランザムの455ciよりはだいぶ軽い感じがしました。

そしてオーナー様がエンジンのガスケットキットをすでにお持ちでしたので、おろしたついでに各部ガスケット交換もさせて頂く事になりました。

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重いエンジンのこれまた重いインテークマニホールドを外し(これ車上ではエンジンクレーン無いと外せないくらい重いです)

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エキマニ取り外しにかかると、、、、、

ボルトが酸化して簡単にポキポキと

旧車ではありがちな、あるあるですが、、テンションは

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先に進む為に、

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ポキポキ折りながらエキマニを外し

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シリンダーヘッドも外れました。。

そして折れたボルトを外す方法で、これもよくやるナットを溶接して回す作戦

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玉砕です。溶接した下側からポキッ

こうなるとかなり厄介です

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ボルトの中心にドリルで穴をあけ、逆タップで回す方法です、、、、

しかしこれも歯が立たずでした。

こうなると最終手段でボルトにギリギリまで大きな穴を開けて、ねじ山を温存しながら固着したボルトを抜き取る方法です。

ボルトセンターに穴を開けないと、太いドリルを使った際にねじ山も一緒に無くなってしまうので、慎重に進めます

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ど真ん中に決まると、写真の様にねじ山修正用のヘリサートの様な形状で折れたボルトが出て来ます

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ちなみにこれがヘリサートです。

この方法で折れたボルトを外して行きましたが、最後の一本で集中力が途切れ

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タップに横方向の力をかけてしまいポキッと

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折れたタップも取り除き、なんとかすべてのボルトを取り除きました。

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そしてクーラント漏れの原因のフリーズプラグを外すと、これまたヘビーな錆やらドロ?

内部にいっぱいに溜まってるじゃあ~りませんか

これではブロックの冷却効率もなにもあったものじゃないので、高圧洗浄で綺麗に

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綺麗になってスッキリ

でもこれが後から凶と出る事はこの時点では気が付かずでしたが、、、

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ヘッドも分解して、バルブステムシールの交換をします。

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ホントであればバルブシートカット等もしたいのですが、予算の都合上清掃と簡単なすり合わせのみで組み付けます。

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シリンダーも摩耗していて状態はけっして良くはありませんが、、

元々異音も無く調子も悪くないのでこちらも予算の都合上このままです。

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ピストン残して、ホーニングのみさせて頂きました

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クランクシャフトも外さない予定でしたが、メインキャップのベアリングの状態を見るとあまり良くなかったので、コンロッドベアリングとメインキャプのベアリングのみ交換を追加でさせて頂き

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今回のご入庫のきっかけになったフリーズプラグも交換

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エーデルのインマニやバルブカバー、オイルパンも交換して見た目はかなり良しです

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これはクランクプーリーのスペーサー?(GMだとハーモニックバランサー一体になっていたりしますが)

クランクシャフトのオイルシールのリップがあたる部分が段付き摩耗していて交換したかったのですが、このパーツ本国でももう出ないみたいで、リペアーキットにて修正

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薄いステンレスのカラーを圧入して段付き部分をカバーします。

これ圧入と言ってもかなり薄いステンレスですので、それは気を遣う大変な作業だったりします

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一通り組みあがった後に油圧を掛けて確認すると、バルブカバーからオイル漏れが

ゴムタイプのパッキンを使用したのですが、相性が悪いのか、コルクタイプのパッキンにまた交換したり、

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サーモスタットハウジングも腐食部分も出来るところまで研磨したり

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何とかエンジンを組み上げて、合体です。

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エンジンが何とか元の鞘に収まって

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キャブレターもホーリーに変更

インマニとキャブを交換したので、ホースレイアウトも変更

そして、久~しぶりにエンジン始動なかなか調子良いね~なんて思いながらしばらく経つと、、、、、

工場の床に緑色の液体が、、、

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シリンダーブロックにクラックが

そこからクーラントが

ここに来てこれは、、、、

原因がはっきりとは分かりませんが、シリンダーブロックに詰まっていた錆やらヘドロが今まで詰まっていて漏れてなかった可能性が、、、

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お客様と相談させて頂き、漏れ止めの添加剤とブロック用の接着材で対応させて頂き、漏れは止まりましたが、

何とも後味の悪い修理になってしまいました。

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それでも納車時にはエンジンの調子が以前よりすこぶる良くなったと喜んで頂きまして、ほっとしました。

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今回はパーツの間違い等あって、かなり時間かかってしまいましたが、無事納車出来て良かったです

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