
マスタング GT AT ⇒ MT コンバート その2
2008 ford mustang eleanor GT500
引き続きTREMECミッション用のベルハウジングの取付からスタートです。
基本的にポン付け出来ましたが、細かい部分は手直ししながらの取付です。
気が付く人はですが、、、
一人の作業で重量物の移動は大変です
よいしょと簡単に持ち上げられる怪力も無いので、エンジンクレーンでキコキコとミッションジャッキに乗せます。
シフトレバーも勿論交換になります
ラチェットシフターさんご苦労様
Tremec MTのシフターはトランスミッションケース後部に一体の為、ミッションを乗せればシフターが室内に出て来ます。
そのシフトレバー一体のトランスミッションなので、エンジンとの合体はかなり大変
心配だったのはレバーがちょうど良い位置に出るのか?
でしたが、そこらへんはしっかり考えられてました
プロペラシャフトも交換です。
形になってきましたね~
ワイヤリングハーネスも交換するんです
しかもこのエレノアさんはスーパーチャージャーも付いているので、新品のハーネスも加工が必要でした。
Oh今時のツーペダルMTかっ
と、言う訳には流石に行かないので
ペダル類も交換です
こういったハード面はもともとMT車があるので、パーツ交換をして行けば出来ちゃうんです。
ここからが、未知の世界
何が起こるか分かりません
先ずはバッテリーを繋いでイグニッションキーをONに
怖っ
何も起きません
エンジン始動、、、、、
おー、エンジン掛かった、、、、、当り前ですが、びくびくしながら様子を伺います。
チェックエンジン(Service Engine soon)とチェックトランスミッションが点滅
これは当然です。
もともとAT(オートマ)で、ATからのもろもろの信号が入って来ませんからね
トランスミッションからの異音も無く、全てのギアに入れてリフト上でのテストはOK
ATからMT用に書き換えされたプログラムを入れ、再度試してみます。
やはり、チェックランプは消しきれず
行けるかと思ったのですが、、、やはりPCM(エンジンコンピューター)も交換する事に
PCMを交換し、書き込みをして、無事チェックランプ類は消えました
ここまで来れば終わったも同然
あとは細かい部分の調整等です。
このTremec 6速トランスミッションは5速の右隣にR(リバース)がありますが、Rにはそのまま入らない様にソレノイドラッチが付いています。
ですので、Rに入れるにはソレノイドに電源を入れる訳ですが、ON電源をそのまま入れるといつでもRに入ってしまいます。
厄介な事にこのミッション5とRの区別が全くつかず、走行中にRに入れたらミッションが終わってしまいます
スイッチ付けてR入れる時だけスイッチ入れてくださいね~
でもスイッチ切れ忘れたら、、、、
なので、こんな感じに
ちょっと分かりずらいですかね
タイマー回路を組んで、スイッチ押したら30秒程度だけRにシフトできる様にしました
動作を確認できるパイロットランプも付けて、完璧です
ホントに長い道のりでした こんな作業をやらせて頂いたお客様に感謝です
ちなみにノーマルのマスタングでMTコンバートを考えるなら、MT車を買った方が良いですよ。。
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