1981y コルベット足回りレストア フロント編

1981yコルベットさん。栃木県からのご来店です。レストアをさせていただきました。


深リムのハリケーンレーシングホイール、サイドマフラー、リアオーバーフェンダー等でまとまったC3コルベット。

個人的にも大好物です😚

こんな綺麗なコルベットさんですが、一度リフトに上げて下回りを確認すれば💦

そこで足回りを中心としたレストアをさせていただく事になりました。

先ずはアッパーアームとロワーアームのブッシュ交換等です。

外して分解したアーム類です。

製造から既に40年以上経過していますが、まだまだ問題なく再使用可能な状態。

ショックアブソーバーはオイル漏れしていて、終わっていました。

ですが、それ以上にこちらの方が、、、

ショックとコイルスプリングが当たっていた跡🔍

通常は当たってしまう事はないのですが、当たるには原因がありました。

ニューとキュー(旧)のスプリングです。

長さではなくスプリングエンドの形状です。

これが原因❗

以前にローダウンされたときに使われたスプリングがまずかった

そしてこんなスプリング使われたもんだからショックだけではなくこんな弊害も

フレームのコイルシート部分に亀裂が入っちゃってました。

流石にこの部分はスプリングを外さないと確認出来ないので、リフトアップしただけでは分かりませんでした。

出来るだけ修正して溶接修理。

バネが付けばなんでも良いわけではない事位分らんのか😩

外したアーム類はブラストして塗装する事になりました。

組んでしまえば見えない所なので、プラスでお金掛けるかはお客様次第ですが💵💵

綺麗に塗装してもらったアーム類は組む時に気を遣うのは言うまでもありません。💦

新しいブッシュやボールジョイントを組付けたら、車体に戻していきます。

ここも殆どのC3が漏れているATオイルクーラーホースもついでに交換です。

耐油ホースを同じくらいの長さに切って交換です。

今時はホースとパイプがカシメて一体になっているので、パイプASSY交換が普通ですが、昔の方がエコでホースのみ交換すればOK。

リアの分も入ってますがショックも新品のビルシュタインに交換です。

さらっと書いてますが、40年以上も前の車のショックが普通にアメリカでは購入可能な所も自動車文化の違いですよね。

ここ日本は新しくて燃費の良い車に買い替えするのがエコ?と政府が主導している感がありますが、古い物を治しながら乗り続ける方がよっぽどエコだと思いますよ❗

自動車税や重量税も古いと課税ってマジむかつきます🤬

話がそれましたが、諸々のパーツを組付けてしてフロントは完成です。🎵

次回のパインさんは!かつお!リアも点検しなさいよ!!の巻き
んがっぐぐ🤑

WELLPINE AUTO GARAGE (ウェルパイン オートガレージ)
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