2003Y シボレー コルベット Z06 走行不能!

2003Y Chevrolet Corvette Z06さん、走行中に突然クラッチが切れなくなって積載にて搬入です。
早速リフトアップしてトラブルシューティングを始めます。
マニュアルトランスミッションですので、クラッチが切れないとなれば、原因はそれほど多くないです。
クラッチが切れない原因と考えられるのは、クラッチ油圧系統のクラッチシリンダーやスローアウトベアリング、
またはクラッチカバーやクラッチディスク辺り。
クラッチペダルを踏んだ時の感触はあるので、スローアウトベアリングがしっかりと動いているかを確認です。
とは言え直視出来ないので、隙間を作ってカメラでの確認です。
隙間からニョキニョキとカメラをつっこむんですが、目的地にたどり着くのは結構大変だったりして、、、
やっとこさ目的地に到着して確認開始です!
とは言え流石に一人ではクラッチペダルを踏むことは出来ないので(-_-;)
奥さんに車に乗ってもらって確認しました。
結果、スローアウトベアリングは動いているのでこうなりました(;^_^A
トランスアクスルをごっそり落とした後に、トルクチューブを外してクラッチが出てきます。
しかもマニュアル車は少し大変(~_~;)
クラッチディスク(右)は問題なさそうなので、クラッチカバー(左)の点検。
ぱっと見は問題なさそうですが、、
細部まで細かく確認していると、、、
発見しました!
クラッチカバーのダイヤフラムスプリングが割れています!!
純正品だと思いますが、こんな事あるんですね、、、(~_~;)
GM純正品のクラッチキットはフライホイールまでセットなので、フライホイールも外して交換です。
フライホイールとクラッチカバーをセットしてバランス取りをしているみたいです。
スローアウトベアリングも新品に交換させて頂きました。
交換しなくても再使用は可能ですが、のちのち不具合が出た時の工賃を考えると、、、、ね(^-^;
クラッチとは関係がないのですが、プロペラシャフトのベアリングから気持ち異音が出ている感じがしたので、
こちらもお客様に相談してオーバーホールをしました。
メーカーからはトルクチューブASSYしか部品供給が無いので、、
独自ルートでベアリングのみ交換させて頂きました(*^^)v
すべて組み上げて走行テストもOKです♪
そしてお客様持ち込みのミラー一体型ドラレコも取付させて頂きました。
最近よく見ますよね~この画像はミラーモニターに映し出されたリアカメラの映像です。

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